2007年10月31日水曜日

今度は裂けた! 国際宇宙ステーションの太陽電池パネル

今度は裂けた! 国際宇宙ステーションの太陽電池パネル
米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・ディスカバリーがドッキング中の国際宇宙ステーション(ISS)で30日、太陽電池パネルを広げる作業中にパネルに裂け目が見つかり、作業を中断した。ISSでは別の太陽電池パネルの回転装置に不具合があり、この調査のため、NASAは29日に飛行期間の1日延長を決めたばかり。調査や修理に手間取れば、来年2月の日本実験棟「きぼう」の建設開始が遅れる恐れもある。

--------------続報------------------------------

2007/11/02:国際宇宙ステーション 裂け目は意外に重症?
米航空宇宙局(NASA)は1日、国際宇宙ステーション(ISS)の太陽電池パネルに裂け目が入った問題で、修理のための船外活動を3日に実施すると発表した。

現状でも設計の97%の電力が得られるが、このままでは裂け目が広がる恐れがあり、12月の欧州実験棟設置、来年2月からの日本実験棟「きぼう」建設が難しくなるとして、ドッキング中のシャトル・ディスカバリーの残りの主要作業をすべて中止し、パネル修理に全力をあげることにした。

2007/11/04:スペースシャトル、太陽電池パネルの修理成功
米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・ディスカバリーがドッキング中の国際宇宙ステーション(ISS)で3日、裂けた太陽電池パネルが修理され、7時間以上の船外活動の末に成功した。これでディスカバリーは全作業を終え、7日午後(日本時間8日未明)に地球へ帰還する。

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