2008年2月21日木曜日

イージス艦、「後進」間に合わぬ速度 回避措置に疑問

イージス艦、「後進」間に合わぬ速度 回避措置に疑問
海上自衛隊のイージス艦「あたご」が、マグロはえ縄漁船清徳丸と衝突し、漁船の乗組員2人が行方不明になっている事故で、あたごが当時、10ノット(時速約18.5キロ)で航行していたことが、防衛省や第3管区海上保安本部(横浜市)の調べで分かった。衝突回避のためにあたごが「後進」に切り替えた際、清徳丸は至近距離に迫っていた。当時の航行速度だと、全速の後進に切り替えても停止するまで数百メートル進むとされ、3管は、あたごが漁船に気づくのが遅れたことに加え、回避措置が適切だったかどうかを調べている。

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