2007年12月5日水曜日

薬害肝炎訴訟で全原告に一括解決金 国意向 原告拒否か

薬害肝炎訴訟で全原告に一括解決金 国意向 原告拒否か
血液製剤の投与後にC型肝炎になった患者が訴えている薬害肝炎集団訴訟の控訴審で、被告の国側が大阪高裁に対し、全国各地で係争中の原告全員に総額約30億円の「解決金」を一括して支払う意向を示していることがわかった。他方、提訴していない患者らについては、国の法的責任の期間を最も短く認定した東京地裁判決をもとに「線引き」をしたい考えとされる。被害者の全員救済を求める原告側は強く拒否する姿勢とみられ、高裁が和解案を提示するとした期限の7日に向けた作業は困難が予想される。

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